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9/22 モビリティウィーク&カーフリーデーなら2019 イベントが開催されました!

 9月22日(日)にJR奈良駅東口駅前広場にて、モビリティウィーク&カーフリーデーならのイベントが開催されました。

 

 11時のスタートでは、実行委員長の開会宣言につづき、仲川げん奈良市長からの挨拶、そして奈良市観光協会のしかまろくんにも登場してもらい、交通規制を実施している三条通りへ移動し、通りから見える御蓋山・春日山をバックに記念撮影をおこないました。

 

 そのまま、市長を先頭に、三条通りを練り歩き道ゆく人に声をかけて、クルマに頼らないまちづくりと、地球温暖化防止に向けた賢い選択=COOL CHOICEについて知っていただく啓発活動を行いました。気さくな市長がどんどん歩いて声をかけ、気がつけば猿沢池の手前まで。たくさんの方に賛同いただけました。

 

 また、この日は三条通りをゆったり道を歩いて楽しむために「イスどうぞ」のコーナーとして都祁森林組合が間伐材で作ったベンチを設置。子ども達があつまったり、お子さんづれの方が休まれたりされたほか、歩行者天国をさらに楽しめるようにと、駅前ブースでスケッチブックと色鉛筆の貸し出しも行いました。

 


 JR奈良駅前では、自転車発電や紙芝居、自転車で楽しむルートマップの紹介、特別天然記念物春日山原始林の紹介など、市内で活動する環境団体の出展コーナーのほか、奈良市内でよく目にするようになったシェアバイク2社(mobike、奈良バイクシェア)の試乗体験、ひょうたんを使ったクラフト体験、かき氷やコーヒーの販売、地場産野菜の販売など、駅前空間でのんびりと賑わいのある空間がうまれました。

 

 

 他にも駅前から飛び出して、京終や奈良公園方面へのウォーキングのツアー、自転車で楽しんでスポットを巡るフォトラリーなど「歩いて、自転車で」楽しめるならを提案しました。


実行委員会の企画「まちあるきコンシェルジュ」では、観光で奈良を訪れた方とお話ししながら目的にあった地図を提供させていただいたほか、地元の方々に、まちのあるきにくいところ、お気に入りの場所など伺い、大きな地図に付箋を貼り出しました。

 この地図を元にイベント終盤「オープンワークショップ」として、歩いて・自転車で楽しい奈良のまちを集まった皆さんと一緒に考えました。「2030年までに大宮通に自転車・歩行者・自動車のレーンを整備して、平城宮跡と奈良公園を結ぶ」という大きな計画を中心に、自動車の規制エリアや、自転車マナーの向上のためにも専用レーンの整備が重要であること、奈良公園周辺でより環境に優しい移動システム(公共交通)の導入などについても意見が出ており、今後の奈良のまちづくりに提言したいことも出て来ました。

 

 

気候変動による異常気象など化石燃料に依存する社会はこれから大きく変わっていかなくてはなりません。クルマに頼らないまちづくりを進めていくことで、新しい価値と可能性を奈良のまちに作ることができるのではないかと感じた1日となりました。



「スケッチ通り」と称して、当日色鉛筆とスケッチブックを貸し出しを行いました。家族づれの方で色々描いていただきましたのでこちらで少し紹介させていただきます。